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難解なアレルギー反応とアトピーの関係

■□ アトピーとどう付き合うか □■



疑問の解決が治療の第一歩

ヒスタミンによるアトピーの痒み

前項ではアレルゲンによって作られた「IgE抗体」が脂肪細胞と結合、さらに既知のアレルゲンの侵入によって脂肪細胞が刺激され、ヒスタミン、ロイトコリエンなどが放出されるプロセスを話しました。

ヒスタミンはアレルギー症状についての話の中では、しばしば、登場するアミノ酸の一種で、糖原性を有する「ヒスチジン」から合成されます。血圧降下、血管透過性亢進、平滑筋収縮、血管拡張、腺分泌促進などの作用がありますが、アトピー発症の介在物質と考えられているのは、このヒスタミンが「ヒスタミン1型受容体」というタンパク質と結合する事で起きる、激しい「痒み」の為です。

ヒスタミンによる「痒み」などの「アレルギー症状」が現れるまでに掛かる時間は、実に短く、「IgE抗体」が体内への「アレルゲン」の侵入を察知してから、僅かに15分〜30分ほどとも言われています。「T型アレルギー反応」が「即時型」といわれる理由は、このような特徴にあったのです。

それに対し、ヒスタミンと同じように脂肪細胞への刺激によって放出される「ロイトコリエン」などは、白血球の一種である好酸球・好中球に働きかけ、しこりや紅斑などの炎症を起こします。
こちらは、炎症が現れるまでの時間が遅く、その為、ヒスタミンの「即時型」に対して「遅発型」と呼ばれたりします。
 
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