アトピー知識を身に付ける
ハウスダスト対策でアトピー性皮膚炎を抑える
「ハウスダスト」をアレルゲンとするアトピー性皮膚炎が、近年の気密性の高い建物の増加に比例して、増える傾向にある事、また、そこには、単なるホコリだけでなく、ダニの死骸・フン、繊維クズなど、様々なアレルゲンが含まれている事を前項では話ました。
「アレルギー反応」をできる限り、減らす事が、アトピー性皮膚炎の改善には必要です。この、部屋のどこにでもある「ハウスダスト」を減らすには、どのような方法が有効なのでしょうか。
まず、毎日、心がけて欲しいのが「部屋の喚起」です。これをする事で「部屋の中を浮遊するハウスダスト」は、ほとんど、「アレルギー反応」を起こさないレベルまで減らす事ができます。この時、「ハウスダスト」を効率的に屋外へ追い出すコツとしては、「2つ以上の窓」を開けて、空気の通り道を作ってあげる事です。こうする事で短時間に部屋の空気の入れ替えが完了します。
掃除機を使って「床にあるハウスダスト」を掃除する時は、無駄に「ハウスダスト」を空気中へ舞い上がらせたくありません。排気をクリーンな状態で排出するような機種の掃除機を選ぶのが、よい方法だと思います。
また、掃除機をかけた後は、固く絞った雑巾で拭き掃除をすれば、「ハウスダスト」対策として申し分ありません。
大人アトピーに食物アレルギーは少ない >
この章のその他のページ
|