アトピーを知ろう
「治したい」一心のアトピー患者は悪くないが
「アトピー性皮膚炎を治したい」という思いはモノを売る側にとって格好の材料になります。買い手側のアトピー患者も「治したい」一心でモノや情報に対する価値判断が不的確になってしまう為、売り手側に圧倒的に有利な状況が生まれてしまいます。
- アトピーが治った!喜びの声がぞくぞくと・・・
- 脅威の回復!みるみる赤みが消えて・・・・
- あの名医も薦める、これ以外では完治しない・・・
こういった類のコピーはテレビ、雑誌、ネット上でも数多く探す事ができます。アトピー性皮膚炎を「治したい」と切に思う人達にこれらの売り文句は大きな効果をあげるのは当然です。業者側はそれをよく知っていますから、モノを売るコピーは誇張した表現に終始し、躊躇する事もありません。
アトピーの改善もなく、ただ、高い出費を強いられるだけでも、辛い事ですが、場合によって症状の悪化や副作用などの事態に見舞われる事も無いとはいえません。
「ステロイド」の危険を殊更に煽り「ノンステロイド」でも効果のある事を売りにしていた「クリーム」に、実は強いレベルの「ステロイド」が大量に混ぜられていた、などといったケースもあったくらいです。
親の負い目がアトピーの子を悩ます >
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